路線価の上手な使い方とは!
路線価で地価のトレンド(売却環境)を把握するツールとして使用する!
point1
路線価で地価のトレンドを把握して、売却環境が良ければ、高めの価格設定でも良いでしょうし、逆に売却環境が厳しいようなら価格交渉を長引かせないなど、実際の売却時に注意する事ができます。
このようにトレンドを把握して、実際の売却相場は実勢価格で把握するのが、上手な売却方法です。
point2
路線価でトレンドを掴んだ次は実勢価格の把握ですが、実勢価格は実際に売買された価格であり、その価格に基づいた査定価格を使用するのが良いでしょう。
査定価格の方が有利なのは、多くの売却事例(実勢価格)に基づき、それにリアルタイムな今の売却相場を盛り込んだ価格だからです。
価格は生モノですので、新鮮な価格情報を参考にする方が有利だからです。
point3
ただし、実勢価格もブレがありますので、適正価格を知るためには、複数の不動産会社に査定を出した方が良いでしょう。
例えば、5社に査定を出して、出てきた価格の平均値が適正価格になります。
この適正価格を知らなければ、売却価格を決める時に、相場より「高い」か「安い」かの判断ができません。
逆にいえば、相場が分かっていて、トレンド(売却環境)も掴めていれば、不動産売却をする際に価格もスピードも納得の結果を実現できる!と言えます。
トレンドを把握して、適正価格をつかんで、上手な不動産売却を目指して下さい。