一物五価

実は不動産は路線価を含め5つの価格が存在します。
この事を「一物五価」と言います。

一物五価

路線価とは相続税や贈与税の課税計算をする目安として、全国の国税庁・毎年8月に発表される土地評価額の事をいいます。

公示価格 「こうじかかく」と読む。
国土交通省が公表する土地価格(売買のベンチマークとして位置付け)
基準地価 「きじゅんちか」と読む。
国土交通省が公表する土地価格で、同じ地点の公示価格と比較することでその年の地下のトレンドが分かる。
路線価 「ろせんか」と読む。
国税庁が公表する土地価格(相続税や贈与税の課税計算の目安)
固定資産税評価額 「こていしさんぜいひょうかがく」と読む。
市区町村が公表する土地価格(固定資産税・不動産取得税等の課税根拠)
実勢価格 「じっせいかかく」と読む。
実際の売買で決定される価格(=時価)

この5つの価格の中でも特に重要視しておきたいのが『路線価』です。
理由は多くの土地評価の中でも注目度が高く、本来の目的以外に、不動産売却においても頻繁に使用されているからです。

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